Mötley Crüe The Final Tour@さいたまスーパーアリーナ 2015/02/15
Mötley Crüe The Final Tourだって!
80年代から活躍するMötley Crüeの最後の来日公演を観てきた。
彼らはこのワールドツアーをもって解散する意向のようだ。
高校生の頃ちょうど彼らがブレイク。
『Girls,Girls,Girls』、『Dr,Feelgood』というハードロック史上に残る名アルバムが世に出た頃だ。
遡って聴いたアルバムも非常にワルな感じ(笑)で猥雑な雰囲気の漂うアルバムであった。
当時は飽きるほど聴いていて歌詞カードを眺めながら歌詞を覚えてしまうほど。
ハードロックの名曲達は僕の当時の英語の教科書だった。
Guns n’ Roses、Bon Jovi、Skid Rowなどが教科書。
英和辞書をめくったり対訳を参考に普通では使わないような汚い単語や熟語を理解しはじめた青春期・・・
だから大人になってこうなってしまうのだ(笑)
バンドとしての引き際の良さ
今回のワールドツアーに関して泣かせるのはメンバーの意見。
「全員が元気なうちに終わりにしたいんだ」
かくしてこのワールドツアーで「おそらく」来日も最後と思われる。
この映像と同じセットで最後のステージを頑張ってくれた。
Motley Crue – The Final Tour LIVE @ Madison Square Garden (10.28.2014)
セットリストはオールタイム・ベストな感じでファーストアルバムから最新曲までまんべんなくという感じ。
上の映像にもありますが(41分頃)見どころのひとつであるトミー・リーのジェットコースター方式の360°回転のドラムセットも健在で現役さながら。
東京公演も最後だったし盛り上がりました。
というか蛇足ではあるがどのアーチストも「さいたまスーパーアリーナ」公演とか千葉の「幕張メッセ公演」のことを「東京公演」と言い張るのに若干の違和感を覚えてしまう(笑)
アメリカで言えばニュージャージーとかペンシルベニアでの公演がニューヨーク公演と言っているようなもんだ。
基本的に距離感は全然違うが(笑)
相変わらず雑な演奏でしたがそれもまた彼ららしくて良し。
最後だったしもう少しお客さんも入ってくれたらよかったのにね。
さよならMötley Crüe!!
今日の公演を含めて案外あっさりと終焉を迎えてしまった感は否めないがこの後も続くワールドツアーで世界を回って彼らは解散。
こういったバンドやロックアーチストの解散とか引退ということばには今まで何度もダマされて来たのだがまぁ再結成したり復帰したりしても誰も文句は言わないでしょう(笑)
我々も騙されてナンボだと思っている節もあるのでね。
バッドボーイズロックの先駆者としていろんな文化にも影響を与えたロックミュージシャンであったことは誰もが認めるところ。
もちろんTシャツだってお買い上げ(笑)
最後に思い出を残してくれたので心おきなくサヨナラを言えますね。
大概は亡くなってしまったり病気したままフェードアウトというのがこの世界の常ですから。
引退宣言を出すという引き際の良さは不良のオトコ達にはカッコ良過ぎたんじゃないの?
~Mötley Crüe are Mick Mars、Vince Neil、Nikki Sixx、Tommy Lee~
I love Mötley Crüe!!Thanks!!