8/31 ライオンズ×ホークス ライオンズ劇的サヨナラ勝ち!!

今日は妻の誕生日なのでバックネット裏からの観戦という特別な日でした。
大のライオンズファンの妻のために内緒で取っておいたんです(笑)

途中までライオンズは打たれに打たれて満塁になるわ、ホームランを打たれるわで負け試合の雰囲気。
しかし1点ずつジワジワと取っていき今のライオンズならもしかするとという期待感もあったので最後まで観ようと心に決めておりました。
負け試合でも最後まで観るつもりで。

森はキャッチャーをやっていたのだが9回表につまらない落球をして1点を入れられるという失態を演じたばかり。
そこまで1点差の試合だったのでもしかしたらという期待感があった。
しかしそれが2点差になってしまった。

球場に漂う諦めムード。
異常に盛り上がるソフトバンクファン。
しかも最終回はソフトバンクの守護神サファテ。
サファテから3点をもぎ取らなければ負け。
それはほぼ負けるということ。

ここまで横綱相撲を見せつけられているのだ。
どうにかなるのか?

しかし今月のライオンズは少し違う。
(今年ではなく残念ながら”今月”なのだが)

最近神がかっている浅村のタイムリーツーベースヒットで1点を返した。
ここまではなんとなく現実感がある。
あと1点で同点、2点奪取でサヨナラ。
続くメヒアは四球で出塁。

9回裏ツーアウト2塁、1塁。
バッター森友哉。

ここで先ほどの自分のミスを取り返すのか?
なんとなく終わるのか。

健気な祈りが3塁側(ライオンズ側)を包む。

大きく飛んだ打球は左中間のフェンスに当たるタイムリーツーベースヒット。
代走の水口は1塁から懸命に走りヘッドスライディングでホームイン!!
これでランナーが2人生還!!

この瞬間に森のタイムリーツーベースヒットでサヨナラ勝ち!!

自分のアタマの中のにはメヒアや森のサヨナラという淡い淡い期待感があったことは確かだがまさかホントにやっちまうとは。

サヨナラが観れた満足感。

そしてボーナストラックとしてバックネット裏の席だとライオンズの勝ち試合の場合にはファンと選手がハイタッチをできるという特典があるのだ。

選手がバックネット裏の階段を登るのだがそこの階段のことをビクトリーロードという。
主力選手のほとんどがそこを通り帰っていく。

ビクトリーロードのすぐそばで観ていたのでほとんどの選手とハイタッチができた。
秋山、金子、直人さん、栗山キャプテン、浅村、山川、牧田、光成、上本、呉くん、斎藤などなど。
そして最後にやってきたのは今日サヨナラを打った今夜のヒーロー森友哉。

最高の夜。

こんな奇跡的な日もあるんだね。

最後の一球まで諦めたらいけない。
そんなライオンズを久しぶりに観た気がする。

徹底的に実力主義で瞬間瞬間を捉えるプロ野球という仕事。
人生を野球に賭ける刹那的とも言えるプロフェッショナルな生き方を選んだ若者達の手は分厚かった。

そして興奮したままの帰りの西武線。
ライオンズが勝った日は車内が明るいね(笑)
そこにメヒアが普通に乗っていてこれまたビックリ。
通勤姿を初めて見ました(笑)

8月31日はライオンズの来年に繋がるいい日になった。