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01 / 2022.10.22

【高校2年生の迷い】

BODYWORKLIFE

先月のとある日のこと。

同じ日に偶然にも高校2年生の子達を3人施術した。

ウチは自由診療なので高校生が3人も同じ日に来ることは普段ならありえない。

3人とも体のトラブルはもちろんだが相談に来たかったようだ。

みんな何年も付き合いがあるが、なんとなく照れ臭く、聞きたいけど聞けなさそうな雰囲気を醸し出す子供達。

夏を過ぎた今頃の時期の高校2年生は進路をどうするかで悩む最初の時期だ。

アンケートなどで学校から迫られる。

そんな時期なのを思い出して彼らに話しかけてみる。

雑談をしている時に3人に問いかけてみた。

高校卒業したらどうするの?

そこから3人とも堰を切ったように話を始めた。

文系か理系か?

大学進学、専門学校進学、働きに出るのか迷っているようだ。

彼らなりに悩んで家族にも相談してそれでも埋まらないところを僕のような適度な関係性のオジサンに話を聞きにくる。

それは実はその子たちの親御さんが仕向けてそうしている場合もある。

「コトーさん、今度息子の相談聞いてやって」

「娘が話を聞きたいみたいだから話してあげてください」

親公認の立場なので子供達の個性に応じて好き勝手なことを言わせてもらっている。

僕は親や先生の立場からは言えないこと、言いづらいことの代弁者だ。

いわゆる無責任発言OKということ笑

17歳で自分のやりたいことなんてなかなか見つかるわけない、世間体なんて考えるな、常に世間の逆を行け、みんなと同じじゃないほうに進め、仕事なんていくつもやってから30歳くらいまでに決めればいいよ、資格取ってもやれる仕事は限られるからとりあえずみたいなかんじで興味のない資格は取らないほうがいい、ついでに「整体もおもしろいぞ!」と勧誘も忘れない。

大体において僕は学校の先生たちとは真逆のことを言うらしく、子供達の目が開いてくるのがわかる。

未来は常に不安だ。

思春期は特にそうだろう。

僕も高校2年の秋頃から酷いアトピーに悩まされた。

将来に対する不安な心理状態を抱えていたからだ。

その頃に進路でこんな相談ができる人はおらず、まわりには至極真っ当なことを言う大人しかいなかった。

そんな経験があったからこそ、そのような子供達に寄り添える時もある。

そしてそのうちのひとりの男の子が今日も来た。

僕から話を聞いた後にいろいろ考えて高校卒業後の進路の方向性を決めたそうだ。

なんとそれは治療業界!

「僕もいつか先生みたいな整体の人になろうかな」と言っていた。

迷った上での気まぐれ発言だとは思うけど嬉しいね。

進学して何か社会経験積んでから考えてみなよ、と言っておいた。

施術後に元気そうに帰る姿にホッとした午後。

そこのつっかえが取れると体のつっかえも無くなる。

若者よ、時代の流れに身を任せずに自分の好きな生き方を貫くのだ。

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NOTES

A growing notebook of writing and photographs by Tadahiro Koto, gathered from his original pages.

Articles retain their original language and dates. Offers, events and contact details belong to the time of writing. Some original photographs remain unavailable.

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Lettering: Rock Salt / Nothing You Could Do. Japanese text: Zen Kurenaido. Decorative skull, guitar, ring, ticket and paper fragments are generated artwork inspired by recurring article themes; they are not original photographs or memorabilia.