引越し作業をしているといろんなものを発見する。
箱を開けたら昔からの年賀状などが出てきて読んでたら作業が進まないという引越しあるある。
友人、恩師、クライアント、同業者。
さまざまな人と交流があったのがよくわかる。
しかしながら昔からの知り合いは字を見てわかるね。
クセのある文字を見るとすぐに相手を思い出す。
最近は残念ながらそういったことは皆無だ。
そんないろんな方からの手紙が入ってる箱をズラしたらサッと床に落ちた紙切れが。
見るとそれは母からのメモだった。
これは金沢八景で整体師の修行中だった時のものかな。
週6、月給10万で働いていてめっちゃ貧しかった頃。
家賃は6万だったから残り4万で生活。
ラーメン屋にも入れなかった僕は3食自炊していた。
そんな僕を見かねてたまに食料を送ってくれたものだ。
その宅急便に入っていたメモだと思う。
石川というのは伯母の住んでる地区のこと。
伯母は福島からいつもお米を送ってくれた。
その箱にはいつもレトルトものや缶詰、果物が。
そして必ず封筒に数万円が入っていた。
とにかく腕をみがく事。
頑張れ、頑張れー!!
母が雑に書いた時のこの文字が懐かしい。
突然のことで涙が出てきて引越し作業は一時中断。
こうやっていつも元気づけてくれていたよな。
そういえば先日不思議なことがあった。
8月15日のこと。
僕は仕事の後に実家に行って線香をあげようと思っていた。
妻はその日仕事の後に一旦家に帰ってから僕と待ち合わせた。
その途中で妻が不思議な話をしてきた。
「あなたは今日家でお線香あげてないよね?」
「あげてないよ、というかお線香切れていてないじゃん」
「そうよね。さっき家に帰ってあなたの部屋を開けたらお線香の香りがするのよ、不思議ね」
あぁ。
母が僕の部屋に来たんだ。
しかし残念ながら僕は実家だ(笑)
母と入れ違いになったようだ。
お盆には本当に帰ってくるんだな。
その日母の仏前にお線香をあげて帰ってきた。
入れ違いになってしまってすまん。
もしかしたらこのメモを挟みにきたのかな。
へんなところから落ちてきたからさ。
おそらく20年前のメモ。
まだまだ腕を磨くよ。
またヤル気になった。
息子なんてのは単純なもんだ。

