今日は朝から東京の人の世知辛さを痛感。
自宅のある最寄り駅でのこと。
今朝も電車は遅れていた。
そのせいでホームには人が溢れんばかり。
人の多いホームを人の間を縫ってホーム前方に向かって歩いているとベンチに座っている年配の男性が視界の隅に入ってきた。
50代後半くらいだっただろうか。
一瞬で目がいったのは座り方がおかしかったから。
1人用のベンチで足を投げ出すような感じでお尻がずれて背中が椅子の座面にある感じ。
後頭部が背もたれに引っかかるような座り方。
顔は天井を見上げている。
明らかにおかしな座り方。
朝から酔っ払いか。。。
まぁたまにいるよな。。。
そう思った瞬間目に入ったのはその男性の顔。
顔色が青を通り越してグレーのような色。
口は開いて目は一点を見つめたような感じでまばたきもせず開きっぱなし。
これはマズイ!
僕は焦った。
しかしチラッと見るとその隣に列を作って並んでいる人が大勢いるのだ。
誰も声を掛けていない。
人があんな状況なのにみんなスマホ見て下を向いている。
何考えてんだ。
僕はその男性に声を掛けるよりもまずは駅員を呼んで救急車だろうと思いホームの中ほどにいた駅員のところまで走っていった。
駅員が駆け寄るとその周りにいた人達は円になって野次馬。
生死が掛かってる状況だったと思う。
ふざけんなよ。
その光景を見て怖くなった。
あれだけの大人がいて誰も何もしないのだ。
僕が通り掛かるまでに何分かあっただろうに。
おそらく心筋梗塞だったのではないか。
気分が悪く座っているうちに意識がなくなって体が椅子からずり落ちたんだと思う。
駅員が駆け寄った後その男性を野次馬で囲んだ人達は誰も声を発しない。
ジーッと見ているだけ。
一体どこまで無関心なんだ。
もし自分がたくさんの人に囲まれているところで倒れても誰からも声も掛けてもらえないのかと思ったらゾッとした。
なんかおかしい。
面倒なことに関わりたくないんだろうがあれはない。
どこに向けて良いのかわからない憤りのようなものを感じながら仕事に向かった。
今朝のあの男性が無事であることを祈る。
