朝8:30からのトム・マイヤースの講義に備え毎朝6:00過ぎには起きてホテル周りを散歩。
普段飲まなくなったコーヒーをスタバに買いに行く。
一日中立ちっぱなしで浮腫んだ足が重いのでコーヒーを飲んで利尿作用を促す。
トムの興味深い講義が約1時間。
そこからラボに移動して10:00前から17:30過ぎまで解剖研修。
凄まじく集中力がいる時間だ。
体力のない人はついてこれないだろう。
僕も参加にあたっていつもよりトレーニング中のスクワットを増やして備えたんだ。
正解だった。
それでも1日終わると腰が辛い。
ホルマリンに漬けられていない冷凍保存の御献体を解剖できるからといって生半可な気持ちや体力のない状態で参加するのは御献体にも失礼だし何より自分のためにならない。
これは自分が参加して本当に理解できたこと。
解剖も6人のチームワークで順調に進んで見たい部分もしっかりと見れた。
こんなにエキサイティングな経験もあまりない。
なによりも自分の知識欲がまだまだあったことも驚いた。
もっと知りたい…
もっと勉強したい…
もっと中を見たい…
そして解剖学の本には決して載っていない、そして誰も教えてくれないような事実もいくつか突き止めた。
これは僕のセミナーに出ている人にだけシェアします。
(こういう所では一切書きません、会ったこともないようなクレクレ君達がハイエナのように寄ってくるからね)
解剖を進めるうちに時間を忘れ、我を忘れ、最近起きたあらゆる出来事も忘れてひたすら御献体に向き合っている自分がいた。
明日は最終日。
頭蓋でもう少し観察したいところがあるので引き続き追求してみたいと思う。
今日の解剖の最後に講師であるトッド・ガルシアから「良くやった!!Well!!」という言葉をいただいた。
トッドはステレオタイプなアメリカンではない感じのたたずまい。
科学者のようでもあり何か達観したものを持っている哲学者のようでもある。
そして魔法の手を持つマジシャンのようでもある。
プロレスラーで例えると英国系で蛇の穴出身、理詰めで関節を取り、腕を攻め、足を攻めじわじわ追い詰めていくようなタイプ。
でも時折スープレックスを出すような。
ルックスもそう、まるでベテランで細身のヨーロッパ系のレスラーのよう。
80年代に来日したスティーブ・ライトを思い起こさせる。
このストリートを右に曲がればそんなトッドのラボがあるんだ。

